岡山の根上がり松
樹齢 不明 樹高3.5m 幹周り3m
和歌山県和歌山市吹上1丁目 和歌山大学付属小中学校グランド内
岡山の、とはいーましても岡山県ではなく和歌山県にあり、その昔、和歌山湾の海辺にそって形成されていた砂丘地帯の、和歌山城南向かいに位置する場所の名称です。
昔、砂丘上にはクロマツ林が自生しており、中でも砂丘の中にあるはずの根が、砂の減少にともない地上に露出した特異なものが、根上がり松とよばれ過去に数本あったらしいのですが、今日に残るのは岡山の根上がり松のみとなったそうです。(;_;)
亀の甲羅模様にも似た松独特の幹の下には、うねうねと通常目にする事のない根がいばり、巨体をささえている様子が目に見て取れます。まさに縁の下の力持ちの表舞台といった様子ですね。o(^-^)o このように普通土の中にあるべきスタイルが見て取れる木もなかなかみれませんよ!しかも真向かいには美しい和歌山城が一望できるというオマケ付きです。 (~_~)v
一面砂丘地帯だった頃に戻り、辺りを一望してみたいですねー。 海辺の松林にお城、最高じゃないっすかー! 2004/04/06 ヨシカツ