桜実神社の八房杉

樹齢不明 樹高9m 幹周り14m
奈良県菟田野町佐倉 桜実神社


左 全貌  右 赤く染まる皮肌


 八房杉の存在は千本杉の脇にある看板によりしりました。
 名前のごとく幹は広々と八つに分かれ、中には山肌に沿って根のように幹を伸ばしているものや、途中から更に枝分かれしているものまであります。しかし残念な事に主幹はほとんど朽ち果てており、かなり人の手による介錯がなされており、今後の生育に心配が残りました。 
(>_<)
 八房杉に関して特筆すべきは、その皮肌で、上右写真を見てもらえば解るように、
綺麗な紅色をしておりその部位に関しては松の皮肌を思わす独特なものでした。
 古木であるゆえの老衰は否めませんが、この凛々しい出で立ちをいつまでも残してほしいものです。 2004/3/17 ヨシカツ