〒633-0007 奈良県桜井市外山878 TEL/FAX 0744(43)7406
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平安時代に登美山鎮座宗像神社が創始され村の鎮守として祀られていたが、佛教の興隆と密教の流布により又、神仏混淆の時代に入り、併せて村内鎮護のお寺として建立されたものと考えられる。藤原一問が談山神社に参拝の折、当院で身を清めた後、登山したと言われ、天台座主慈圓書の扁額が掛けられており、山号も藤原山である。南北朝時代には僧兵が南朝側について戦い、当時はかなりの寺観を保っていたと思われる。かろうじて焼失を免れたご本尊不動明王は、小堂に村人により大切に保管されてきた。江戸時代には四代将軍家綱の上覧に供したといわれている。その後住職不在の時代も続き荒廃していたが、山主慈啓の時代に入り、ご本尊の修復と区民皆様のご協力により本堂及び脇部屋の改修が行われた。その際、棟木札によると元文五年(江戸中期)に屋根瓦を新調翌寛保元年(1741)に完成。文久元年(1861)幕末に本堂大修理が行われている。 | ||||
1月 1日 | 修正会(午前零時より初護摩厳修) | |
1月28日 | 初不動 | |
3月 | 春彼岸会 | |
4月 8日 | 花祭り | |
4月21日 | 大師講 | |
6月28日 | 大祭(午後7時より護摩厳修) | |
9月 | 秋彼岸会 | |
12月28日 | 納め不動 |
※毎月28日、午後2時より護摩厳修