宗像日記

平成20年7月10日(木)
彩雲広場にて
今日は、彩雲ひろばで『はったい粉』を作るとの事。早速行って来ました。とは言うものの、実は私『はったい粉?』名前は、聞いた事がありました。でも・・・。そこで、私の第一声は「はったい粉って、何ですか?何で作るんですか?」まずは、そこからです。
乾燥させた麦 正真正銘、彩雲ひろば産の麦です。これが、『はったい粉』の原材料です。覚えていますか?以前子供達が麦踏をした、あの麦です。収穫した後、乾燥させた麦です。
麦を炒る様子 次は、その麦を炒ります。良く炒った麦は麦茶としていただきます。焦げない程度に炒った麦は、はったい粉になります。ブロックを囲っただけのコンロが、またいいんですよね〜!熱くなったフライパンの移動には、竹を割った竿が登場しました。さすがっ  ここに居ると、驚きと感動の連続です。
麦茶をわかす茶瓶 フライパンの移動には竹竿
次は、炒った麦を石臼で、挽きます。石臼ですよ〜!私は実物を見て実際に挽いたのは初めてでした。回すだけでも結構、重かったです。昔の人は何をするにも大変だったんですね。お父さん達が少年だった頃の話をしながら、挽いていくと、石と石の間から、ぼろぼろと粉がこぼれ落ちます。この粉が、『はったい粉』です。
石臼 石臼を挽くお父さん達
この後、麦茶とはったい粉をいただいたのですが、なんだか私まで、ゆっくりまったりしてしまって、出来上がったはったい粉の写真を撮るのも忘れて、お父さん達の昔話を聞きながら笑っていました。ほんとに不思議な場所です。そうそう、はったい粉は、砂糖を少し混ぜて麦茶を入れて、良く混ぜ合わせて出来上がりでした。初めていただいたのに、なんとなく懐かしい味がしました。
紅花 こんな物もありました。紅花です。この花から種を採って、植えるのだそうです。そして、今度は染物に挑戦だそうです。乞うご期待