平成26年11月27日(木) 平等院の堂内には、平安時代最高の仏師「定朝」によって作成された丈六の阿弥陀如来坐像が安置され、当時は華やかさを極めたと言われています。約1000年前に建立された建物や仏像が今に伝えられ、世界遺産に指定されています。 報恩寺の阿弥陀様もまた、定朝の仏像を踏襲する遺品であると言われており、或いは定朝作ではないか?平等院の阿弥陀様と兄弟仏ではないか?といった声も上がるほど、よく似ていらっしゃいます。 また、源頼朝の代、摂関家の住職として要請され、平等院に迎えられた天台慈圓は、外山区不動院の開祖であり、なんとも縁の深い平等院でありますから我々も、もしやといった期待が膨らむのも無理のない話ですね。 ちょうど、平成修理落成式を終えたばかりの色鮮やかな鳳凰堂と、庭園の紅葉とが相まって素晴らしい景色を堪能しました。 ・・・ |
||||